☆お花を注文する流れの例☆
お花を出したい!でもやり方わからん!という方向けのお話です。いろんなやり方があるかと思いますが、参考までに私のお花を贈ろうと思い立ってから完成までの流れをご紹介致します。
1.出演情報解禁!花出せるのかチェック!
まず推しの舞台出演が情報解禁されました。そしたらすぐお花が出せるか確認します。
チェックポイントはまず【制作会社はどこか】【どこの劇場でやるのか】の2つ。制作会社の過去舞台作品を調べてみると過去にお花を受け付けていたらOKな場合が多いですし、過去ずっと花禁*1だったらだいたい今回も花禁です。慣れてくると「ああ、今回A劇(伏字になってない)だから花無いわ」ってすぐわかるようになります。あと劇場によってはお花を受けていなかったり、アレンジメントしか受けてくれないところもあります。
そして早めに制作会社や劇場に問い合わせてみます。問い合わせる時は必ずサイズ指定がないかどうかっていうのも確認しておいた方が良いです。あんまり早くに問い合わせても未定って言われちゃうかもですが。私は2週間くらい前には確認します。
2.まず作品を知って花の雰囲気を決める
原作ありなら原作を調べて、ストレートならフライヤーや煽り文から作品の雰囲気を見てお花の色や雰囲気を決めます。キャラクターのイメージカラーだったりとか、和風なのか洋風なのか、可愛い役なのかかっこいい役なのか等々。あとはGoogleの画像検索で例えば【スタンド花 和風 赤】と検索してお花のイメージを膨らませていきます。
3.花の雰囲気に合わせてお花屋選び
お花の大雑把なイメージを決めたら、お花屋さんをネット検索。どのお花屋さんもサンプルを載せてると思うので、自分のイメージしたお花にちょっと似てるかも?程度でいいので気になる花屋をどんどんブックマーク。あとは周りのお花出してる友達とかに聞くも良し。私は和風ならここ、キラキラにしたいならここ、変わり種にしたいならここ…等、作りたいお花の雰囲気によってオーダーするお店を変えてます。
あとお花屋さん選びで大事なのは予算。結構同じようなお花でもお値段はピンキリです。2万円からやっとシングルスタンド花作ってくれるところから、1万からやってくれるところ、2万でゴリゴリ盛ってくれるところ等々。サンプルのお値段も合わせて見比べて、自分のお財布に見合うところを探してみてください。
4.お花屋さんに注文!
ここ!って決めたらすぐに見積もり等相談した方がいいです。お花屋さんにもよりますが、人気店だとすぐ予約いっぱいになっちゃって受けてもらえないこともあるので。まだデザインが決まってない時やそもそもお花出せるか不明確な時も(ただし恐らく出せるだろうと予測される時だけ)、人気店に注文したい!という時は先に日付だけおさえちゃうこともあります。
受付の仕方はそのお花屋さんによってまちまち。電話・メール・オーダー専用フォームが主でしょうか。たぶん何をいえばいいか困るのは電話とかメールだと思うので、いつも聞かれることが多い事柄をご紹介。
・配送する日時(制作会社に要確認)
・配送先(劇場名。電話番号、住所も稀に聞かれる)
・作品名、贈る役者名
・アレンジメント?スタンド花1段?2段?
・お花のイメージ、色、デザイン(大雑把でも可)
・予算
・自分の名前、連絡先、住所
・パネル(札)はおまかせ?自作?
・小道具付ける?どんなものを付ける?
・自作パネルや小道具のサイズはどれくらいまでOK?
・支払い方法
電話する時は事前にメモっておくと良いと思います。
【余談:1回は店に直接行ってみると良いかも】
電話やメールだとあんまり細かいデザインまでは確認されないことが多かったり、お店の人と自分の認識の違いもあるかもしれません。いや、結構ある。なので可能であれば1度アポ取りした上でお店に直接行って相談してみることをおすすめします。私は断られない限りスケジュールが許す限り絶対お店で打ち合わせの時間を作ってもらってます。そうすると自然とお店の方もメールや電話では聞いてこなかったような細かいデザインのことを聞いてきてくださることがとても多いです。あと顔見知りになっておいた方が何かといいこと多い。
だいたい自作パネルや小道具を用意することが多いので、破損防止目的もあってこれらはいつも郵送せずお店に直接持ち込みさせていただいてます。なのでそのタイミングでついでにデザインの話を詰めます。小道具は重くても最寄り駅からめっちゃ遠くても頑張る。小道具はほんと郵送すると壊れる(経験談)(運がない説)から頑張る。
ではここで実際に注文した自作パネルと小道具を使用したお花を例にとってご紹介。
舞台 「止まれない12人」 2017.08.30-09.03
新宿シアターサンモール
1.情報解禁!お花出せるかチェック!
7月18日、公演の約1ヶ月半前の情報解禁でした。こちらの制作さん(シマプロ様)は情報解禁の時点で各種注意事項もしっかり明記して下さっています。そのため情報解禁の時点でお花が出せるかどうかも公式サイトに記載があり、出せるとのこと。
2.作品を知ってお花のデザインを決める
まず作品は調べてみると過去に他の劇団で上演された作品で、新幹線の中で繰り広げられるワンシチュエーションコメディとの事。そして8月8日に解禁されたビジュアルから推察するに推しの役は恐らく車掌。
そこでまず思い浮かんだのが「止まれない…新幹線…プラレール?プラレール走らせたいな??」でした、笑。あとお花の色味は車掌さんだから青×金かな?自作パネルはプラレールが回ってるならもちろん駅の看板!しかしプラレールをどう走らせるかは完全ノープランでした。
3.お花屋さんに相談
8月10日辺りでようやくお花屋さんに問い合わせを始めました。今までお世話になっているお店の中からプラレールを走らせたいという無茶振りにも対応してくれそうな2店舗をピックアップしてそれぞれメールで問い合わせています。1店舗は日程の関係上断られてしまいましたが、もう1店舗の「勝ち花.com様スタンド花なら勝ち花.com」が「プラレール走らせたいですねぇ。やってみましょう。」と、めちゃめちゃノリノリで受けてくださいました笑。その後店舗打ち合わせと小道具持ち込み日時のアポ取りをしました。
4.小道具準備、自作パネル作成
小道具はもちろんプラレール。レールと新幹線本体が必要です。すぐに池袋のトイザらスに行って、新幹線とレールを購入しました。どう走らせるかはまだ未定でしたが、とりあえず止まれない状態にしなきゃいけないので(?)丸くループ出来る最短本数で購入しました。新幹線はしゃべるのとライトが光るのがあって、喋られても困るので光るタイプにしました。
自作パネルはインターネットでそれっぽい画像を引っ張ってきて、文字等を修正。この時はまだ現在使用しているソフトを使いこなせておらず、確かLINEcameraとかで作った気がする。勝ち花さんはデータ入稿だけで印刷も受けてくれるので、データのみ準備しました。
5.店舗打ち合わせ、注文
アポ取りした日にお店に伺いました。実際にお店のスタッフさんへ購入したプラレールをお見せして、どこに取り付けるかを御相談。実際にお店に置いてあった別のスタンド花を見ながらいろいろご提案頂きイメージも湧きやすかったです。そして最終的な見積もりと振込期日を確認して*2、終了。後日振込とパネルのデータをお送りして注文完了!
6.完成品と反省点
さて初日前日が配送指定日で、夜には勝ち花さんから配送完了メールとお写真が送られてきました。メールでちゃんと「プラレールは試験走行済です」って書かれてたのまじ笑った。ただ失敗したなっていうのは、お花を青系にしてほしい事は伝えたのですが、青系って言うとだいたい紫入れられるんですよね。これほんとどこでもそうなので、紫混ぜられたくない時は「指定した色以外は使わないで」と言わなければいけませんでした。ミスった。
こちらが実際のお花です。35000円+税です。
— オリジナルお花パネル屋「full」 (@full_flower333) 2018年9月4日
走らせてみて気付いた。うるせぇ。
⑅︎୨୧┈︎┈︎┈︎┈︎┈︎┈︎┈┈︎┈︎┈︎┈︎┈︎୨୧⑅︎*
ということで、お花のご注文の流れをご紹介しました。もしわからない事などあれば、お気軽にお問い合わせくださいね(´ω`)